子供に犬を飼うことを10年間我慢させてきたらどうなったか。。。

犬がどうしても飼いたかった子供に10年間も犬を飼うことを我慢させた結果起こったことを綴ります。

2度目の別れ

私が動物を特に、犬を飼うことを長年躊躇して来た理由には引越しや移動の多さがあります。夏休みや冬休み、比較的長期で家を留守にする場合も多く、その時に誰が面倒を見るのか、また犬はたとえ一日、二日留守にするのでさえ、トイレや散歩の問題があります。だから数日程度留守にするのは問題がさほどないモルモットのような小動物なら比較的飼いやすいし、子供が面倒を見るにしてもそれほど負担がないかと思ったのです。

娘が6年生に上がる時にアメリカに引っ越すことになりました。この時に飼っていたオスのモルモットは東京に住む外国人コミュニテーで知り合ったトルコ人の女性が貰ってくれることになりました。くりちゃんと名付けたこのオスのモルモットは非常に怖がりで、いつも何かに怯えて、目をひん剥いてキーキーいう子でした。しかし、そんな子でも娘にとっては大事なペット。娘にとってはこれがペットとの2度目の別れとなり、私は、これで動物を飼うことの現実をいろいろ経験したからもう動物を飼うのは諦めると思っていたのです。。。