子供に犬を飼うことを10年間我慢させてきたらどうなったか。。。

犬がどうしても飼いたかった子供に10年間も犬を飼うことを我慢させた結果起こったことを綴ります。

根回し

さあ、話は出会いまで戻ります。学校の近所のペットショップのオーナーは娘と友人が拾って来た子犬を可愛いと思ったのか、夜は数日間自宅に持ってかえっていたようです。そして昼間はペットショップのある道沿いにつないでいました。そして娘たちは学校の空き時間に時々様子を見にきたり、餌をあげたりしていました(娘曰く)。しかし、なかなか、引き取り手は見つかりません。(そりゃそうでしょう ^^;; そこである晩学校から帰って来た娘は、“車に引かれそうになっていた子犬を助けたの。うちで飼ってもいい??”ときりだして来ました。野良犬を拾って来ては絶対ダメー、といってきたにも関わらず。。。

 

さてその頃にはその犬は学校の友達の間では有名な犬になっていました。なぜなら、まず娘たちは友人達の中でまず引き取り手を探しており、お試し滞在ということで、飼いたい、もしくは飼ってもいいと思っている家を順番に回り始めていたのです。Aちゃんの家に1泊、Bちゃんの家に一泊、というように。しかし、それらの家ではすでに他の犬がいたり、うちのように移動が多い家で受け入れられないといった事情がありました。(もしくは単に親が嫌がったか?!)

 

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ペットにする動物を見つける方法 その2

その1より続きます、

 

4 餌付けしているうちに自然に自分の犬のようになる

これもある意味、3の拾う、に近いですね。犬も自分のことを好きな人はすぐわかるので、少しでも餌をあげたり面倒を見ていると寄りつくようになります。そしてそのまま、飼い犬に。。。なんてことにも。

 

5 野良犬たちを施設が保護してそこから貰いうけ養子にする(レスキユードックのような施設)

アメリカでもこのような施設はいろんなところにありました。そして実際近所にはそういった施設から犬や猫を受け入れている家族がいくつもありましたね。そして、施設によっては必要な注射や、必要書類を準備してくれるところもあるので色々な手間も省けます。娘はこれなら、いいのではないかとアメリカにいる時には何度も、この施設を見に行こうといっていました。

 

6 インターネットで買う

インターネットオークションでワンクリックでも犬を買えます。今になると、ネットでなんでも売っているのでまあわからないでもないですが、10年以上前にワンクリックで買った人を見て結構びっくりしました。そしてもっとびっくりしたのは、その犬にグルテンアレルギーがあったこと。その犬のオーナーもグルテンアレルギー持ちだったのです。。。

まさに運命の出会いはネット上で起こる?!

 

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ペットにする動物を見つける方法 その1

今までいろんな動物との出会い話を聞いて来ましたが、いくつかパターンがあります。

 

1ブリーダーから買う

これは正統なルートですが、まあ一番お金はかかりますね。血統証付な動物、身元がちゃんと判明している動物が欲しい場合はこれになるでしょうが国によっては、そもそも拾って来た犬がいつの間にか、このルートに乗っているということも考えられなくもないので、信頼できるブリーダーを見つけられるかどうかということになります。

 

2知人、友人から譲り受ける

これもよく聞くパターン。引っ越したり、飼い主が病気になったという理由で飼えなくなった人から譲り受ける方法です。知り合いからなので、犬の病歴とか、飼うにあたっての問題点がすでにわかっているのである意味安心できます。ただ、相性は確認すべきかも。

 

3拾う

野良犬を拾ってはいけない、と自分も子供の頃に散々言われてきましたが、やっぱり拾ってくる人たちは結構います。道にいる小犬をそのまま連れてくるというパターンから、すごいのは昔海外出張に行った時に、箱に入れて捨てられている子犬を見つけた客室乗務員の方がそのまま国に持ち帰り(日本人ではないですけどね)、それを譲り受けた友人がいました。20年以上前は出入国検査もそれほど厳しくなかったせいかそういうことも可能だったということが驚きです。

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アレルギーがあっても飼える犬

動物の毛のアレルギーにはいろんな種類があるようです。そもそもうちの娘は乗馬好きで馬に乗っていてアレルギーが発覚しました。夫は猫のアレルギー、これも初めは毛にアレルギーがあるのかと思ったら実は猫の唾液に含まれる成分にアレルギーがあるということ。さすがに馬を飼うのは無理ですが、猫ならいいかも、と思っていたらそれも、ダメ。

近所の犬の面倒を見るようになり、アレルギーのある子でも犬を飼っている人たちが多いということがわかってきました。飼って大丈夫な犬はプードル系の犬、近所のアレルギーの子達はラブラドゥードルというラブラドールとプードルのミックス犬を飼っていました。

しかし,正式なブリーダーから飼おうとすると一匹数十万はする犬。しかも私個人的にはどうも、あの犬がそんなに可愛いとは思えない。。。ふわふわしているのに妙に足が長くてなんともアンバラスに見えるのです。(かわいがってる人がいたらごめんなさい!)

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(写真はdogtime.com)

そしてその後の預け代、教育代、健康管理代諸々の費用を考慮するうちに私もさすがにそれは子供を一人受け入れるくらいの覚悟が必要と感じてしまったのです。ますます、犬を飼うことに躊躇する私に、娘は新たなるオプションを持ってきました。

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ペットシッター

初めのお客さんは隣の家の二匹の猫達、モゴとラスコーという兄弟猫、でした。

アメリカの郊外の家は非常に大きく、庭だけで東京の感覚なら家が10軒くらいは建ちそうなほど。猫達は普段は家の中だけで飼われていましたが、家の中だけでも500平米ほどはあったので、十分の空間がありました。

 

娘の仕事は、家族が週末に別荘に行ってしまうために朝晩2回の水と餌やり、トイレの掃除、それから二匹と遊んでやることです。そしてたまにはゴミ出し。それで数十ドルを週末に稼げたのでいいバイトになりました。そうこうしているうちに、近所の犬の面倒を見たりするようになり、確実にお得意様が増えてきた一方、彼らが出かける時は私たちも休暇になる時、だんだんスケジュールも合わなくなってきたのです。

 

一方、いろんな動物達の面倒を見ることでそれらの個性を知り、いくら可愛がっても自分のものにはならないことでますます欲求不満になってきました。

 

 

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アレルギー発覚

二匹のモルモットとお別れしても彼女の動物欲しい〜という気持ちは変わりませんでした。できるなら犬が欲しい。

引っ越した先のアメリカの家は郊外の一軒家で周りにはたくさんの人が犬を飼ってい流人たちがいます。引っ越したばかりの時は娘は英語もできず友達もいず、心の拠り所がありません。自分の気持ちを慰める何か、自分の犬が欲しい、とまた言い出しました。一方、同じ境遇にいた上の娘は,自分はやっぱりそれほど動物が好きなわけではないということに気付いて、もう動物はいらないと言いました。

 

しかしその頃には娘に動物の毛のアレルギーがあることがわかり、どんな犬でも飼えるわけではないということがわかったのです。飼えないならせめて、ドックシッターになったらといっていたら、隣の人が二匹の猫のキャットシッターをしないか、といってきました。とにかく動物ならとりあえずなんでもいい、ついでにお小遣いをもらえればもっといい、というわけで、彼女の動物シッターキャリアが始まりました。

 

 

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モルモットを食べる人たち

子供達はこの時に世界中では自分がペットだと思っているものを食べる人たちがいるということを知ります。うちの夫は動物を飼うのは嫌いですが、食べるのは大好き(笑)特に、牛、羊、豚、鳥。。。

外国の方にペットを譲る場合、食用にされてしまうリスクがあるかも、、、という考えから事前にネットでモルモットが食用になる可能性を調べてみると、、、出てきましたよ。

 

ちなみにペルーでは食用のモルモットが飼育されているらしく、ネットで調べるとモルモットを串ざしにして料理されている写真が多くのってました。

 

しかし、クリちゃんを譲ったトルコ人の彼女は後々、元気にしているくりちゃんの写真も送ってきてくれて、一安心。